あっという間に7月になり
なんか気持ちよくドタバタしています。
ゲリラ豪雨という言葉をこのところ聞きますが昨日の広島の雨も相当すごかったです。
雨漏り修理依頼を2件受けお話を聞くとそろって
「今までこんな雨の降り方は経験していない」
「まさか雨漏りするなんて」
という言葉でした。
確かに見ても漏るような場所が見当たらない
えっここからッという場所からの雨漏りでした。
今まで良しとしていた以上に防水対策をしていかないと今からの雨に対応できないのじゃないか?
真剣に対策を練っていきたいと思います。
先々代おじいさんが言っていました。
「雨風防いだら家は長持ちする」
確かにそう思いました。
さて、前回に続きエコ住宅のお話です。
エコ住宅で考えることは何か?と言えばやはり冷暖房の効率UPだと思います。
気密をよくして断熱力を高めると基本的にエコ住宅と思われがちです。
しかし、本当にそれだけで省エネにつながるでしょうか?
今現在スマートハウスと言われる「人と電化製品との融合」的な住宅が走っています。
日本の四季を無視して過保護な人間を育てる家(いや~たくさんの住宅メーカーを敵に回しそうで怖い)
家を電化して見える化?するとか言っていますが、本当に本当にそれが省エネにつながるのでしょうか?
これだけ原発問題や計画停電と言って電気の使用量を減らそうとしているのに
矛盾を感じませんか?
私の会社の中ははたくさんの電化製品に囲まれています。
FAX、プリンター、パソコン、スキャナ、携帯電話に電話機もういろいろ
その発生している熱量は相当すごいです。
住宅においても同じ、冷蔵庫、電子レンジなどの調理用家電、TV、ブルーレイ、パソコンやプリンターモデムやルーター
携帯電話やIPAD、照明器具や24時間換気扇、時計に本当にあるとあらゆるものから熱が発生しています。
そのような家電たちに加わりスマートハウスのための機械たちがそれぞれ熱を発生したら
そりゃ冷房ガンガンかけても効くはずありません。
それでエコかな?と思うことがたくさんあります。
こんな話があります。
私のお客さんの家のダウンライトを冬に白熱灯から全部LEDに交換しました。
60Wも消費から8Wの消費電力
本人は満足!!これで電気代が安くなると思い楽しみに電気料金を確認しました。
LEDにしたのに今までよりも電気代が高くなっているとお客様から電話がかかってきました。
私もなんで?と思い色々と問診すると
LEDにして前より家が寒くなったのでハロゲンヒーターをつけていたといわれました。
それで私は納得しました。
白熱灯は電気代がかかるかもしれないが、60W×6灯=360W
LED 8W×6灯=48W
これだけの熱量が減って寒くなったといって800Wのハロゲンをつけていたら電気代がそりゃかかる。
白熱灯が電気を食って悪いと言われいずれなくなると言っていますが
光と熱をくれる白熱灯が私はそんなに悪いと思っていません
うまく利用するとそれなりの効果があると思っています。
私は電球も衣替え
冬は白熱灯 夏はLED
アナログで手間かもしれませんが私はそれが本当のエコ住宅だと思っています。
スマートハウス裏側