ブログ

ホーム > ブログ >読んでくれないだろうな~「耐震診断について」(笑)
ブログ
読んでくれないだろうな~「耐震診断について」(笑) 投稿日:2014年01月30日

広島東洋カープ大野豊氏の講演会があり経験上出る語録に感動しました。

やはり経験から生まれる言葉って深いですよね。

2014-01-28 18.07.20.jpgのサムネイル画像

著名の方が言っている言葉もいろいろと心の励みにしていますが

皆さんが話していることは、経験を積むことに次第に当たり前の言葉なる

ことかもしれませんがこれってなかなか言葉で表現できないですよね。

だから、名言を読むことで自分の過去に復習をしていると思っています。

今年から、毎朝自分が経験したことや思い入れがある名言を一日一文残そうと思い

日誌やフェイスブックに書いて復習していますが

これが自分を振り返るためにすごくいい。

機会がありましたら私のフェイスブックをのぞいてみてください(笑)

耐震診断について(読み直ししていないので誤字脱字あります。(笑))

今年最初の廿日市市依頼で耐震診断を行いました。

よく耐震診断や耐震補強と言っていますが

具体的にそれがわからない方が多いと思います。

耐震診断は建物の状況を現状調査(調査に関しては後ほど)

その調査をもとに耐震パソコンソフトで家のバランス状況を

(バランス状況とは筋交い家を倒れなくするため打ちつける斜めの棒)

入力して家が倒れるか?倒れないか?を調べる事です。

スクリーンショット 2014-01-30 14.26.48.jpg

耐震補強を超簡単に説明すると

段ボール箱の畳んだ状態からでただ四角に持ち上げた状態(耐震補強前)

段ボール箱の底と蓋をガムテープで留めた状態(耐震補強後)

段ボールを持ち上げただけでは手を放すとペタンと床になるので

底を作るために段ボールを折り曲げて丈夫にすると思いますが

その蓋が筋違であり耐震補強ってことになります。

そのふたが無かったり丈夫でなかったりした

昭和56年以前の建物でちょっと力を加えると倒れるという事が問題となり

現在、国や県や市が推進して耐震事業という事を推進している状況です。

いやぁ~今回はだらだら文章が長くなりそうなので飽きられると思うので

この先は読みたいと思われた人だけ読んでください(笑)

私たちの間でよく使われる言葉、

「姉歯事件」というのがありますが

新築マンションにおいて構造計算を偽装して

強度不足の物件がたくさん出たことで

建替えや改修という言葉が問題となり

「姉歯事件以降耐震基準が厳しくなった」

という声を建築に詳しい人は聞いたことがあると思います。

それからのちに耐震基準の再見直し

審査機関設置等でいろいろとシステムやらなんやら厳しく変わってきました。

へそ曲がりの私としては

「国は、うまく姉歯事件を利用し耐震強化策としてうまく利用したなぁ~」

感心しています。

昭和56年以前いやそれ以降も住宅建設において

実はだらだらで設計士や業者や大工任せの所が多くあり

どこかで整理しないと・・・時期に来ていました。

しかし、なかなか一般の方に伝わらない伝えられない事で

何かのきっかけを探している所

ちょうど、この構造偽装問題が上がり

耐震関連の建築基準法完備

そして、組織の編成うまく畳み掛け軌道にうまく乗せ

建築審査責任の目を他の方面に向けることが出来ました。

あっぱれとしか言いようがない(笑)

今のエネルギー問題も同じ匂いがする(笑)

ここからは本当にマニアックでこの話を読みたい人が少ないと思うので

「割愛」

耐震診断はどうやって進めていくのか?

  • ヒヤリング 築年数とか?構造とか?増築がなかったかとか?その家の歴史などを聞いていく                                                                                                                   
  • 周辺調査 現地、周囲道路や敷地(擁壁)や山や川側溝などの状況をチェック                                                                                                                               
  • 外装確認 外装のクラックや屋根瓦の状況を確認す基礎のクラックや配筋の有無 シュミットハンマーでコンクリートの強度を計測
  • 内部確認 内装建具の建付(ちゃんと閉まるかどうか?)家の傾き(家がまっすぐ建っているかの確認)床のレベル確認、温度や湿気状況の確認(サーモカメラや湿度計を使う)
  •                                                                  
  • 小屋裏確認 小屋裏金物の止め付け状況や漏水確認、木材の含水率、筋交いの確認断熱材の有無等を調べる
  • 床下確認  床下の基礎の状況、湿気状況、木の含水率、布基礎であれば土の状況や地割れがないかシロアリ状況、配管の漏水状況、筋交の位置や床下から見た床下地の状況の確認

DSC03810.JPG

2014-01-28 15.57.59.jpg

DSC03885.JPG

大きく分けてこんなところを調査して、そのデーターを持ち帰りパソコンに入力してその建物耐震に対しての強さや状況を報告します。

今回は、廿日市市の調査依頼なので耐震の評価だけに特化しますが、通常うちでする場合は建物の健康状態までを報告しています。

実は、耐震診断をする家の殆どは、「倒壊する恐れがある」とNGが出てきます。

当然、今と昔の構造の考え方が違うために出てくるのですが「ダメか」納得するのが

目的で、実は残念ながら改善して耐震補強という形に持っていくケースってなかなかありません。

耐震補強の難しさ

私は、年間10件程度の耐震調査をしています。

その中で本当に思うことは、耐震補強の難しさです。

実際、耐震補強をするにあたっては、管理する人、工事する大工さんが工法について

理解したうえでコンピューターの計算通りに工事することが必要となりますが

完璧に工事が出来る所はまず無いと思います。

新築と違い一から造るわけでない上に調査をすればよくわかるのですが、

金物が緩んでいたり筋交いの取付方法が間違っていたりでたらめであったり、

見れば見るほどずさんなところがたくさん出てきます。

DSC03833.JPG

ボルトがついていない

DSC03862.JPG

束木 母屋などにかすがい(釘みたいなもの)が一本も使われていない

見える所はきちんとしていても、見えないが手付かずであれば、

尚、耐震改修補強から遠ざかっていきます。

耐震補強工事と言ってお金を取っている所は危険ですのでよく確認した方がいいと思います。

リフォームから耐震補強の考え方

私が勧める耐震に関しての考え方は

「生命を守る家という事」から考えています。

よく耐震補強をしていると地震で家が壊れませんか?と言われます。

はっきり言ってこれは「わかりません」としか答えようがありません

神戸の震災のように縦揺れから横揺れに替わる地震もあれば

小さな横揺れが継続的に続き最後に大きな地震が変わるといったように

地震と言ってもバリエーションがあり揺れ方によって大きく家の動きが変わってきます。

それらを完全にカバーできる耐震補強はありません

ですから耐震補強リフォームにおいて壊れないという保証が現状です。

ですから私は、「生命を守る家」という事を優先に考え

「安全確保」という考え方でリフォームから耐震補強という考えで進めています。

まず、普段いる所もしくは寝ている所の圧迫し防止や避難通路の確保の感覚で

転倒防止処置はできているか?とか?入浴中に震災が起こったときどうするか?とか考え

ゾーン的な部分から考えて耐震強化に努めています。

お風呂のリフォームやトイレのリフォームなどで壁などを改修するときに耐震壁を作ったりすることで家の中でシェルターが出来て倒れにくくなったりします。(時間稼ぎ)

それらのことを考慮して耐震強化すれば安全を安くできます。

(あれ??いつの間にかアピールすることを忘れユニットバス内の断熱工事と耐震工事を標準的にしていた。(笑))

しかしまぁ、今の世の中なんでも商売にしようとして

リフォームで「耐震補強標準工事」とか、「耐震補強しておりますので安全です。」とか、

「コンピューターで構造計算して耐震補強しています」とか、色々な形で表現してとりあえず工事していますと言っていますが、

適当に構造用合板を床上から天井までペタンと張っているだけだったり???

(相談を受けた大手メーカーリフォーム部門の話)デタラメ!!

よく確認して工事されたほうがいいですよ!!

だんだん「マツコデラックス」のように愚痴っぽくなってきたのでやめます(笑)

言いたいのは

「耐震補強という言葉に騙されないように!!」ってことです。

ページ先頭へ
お問合せ・資料請求
ページトップへ