ブログ

ホーム > ブログ >チームワーク
ブログ
チームワーク 投稿日:2014年02月6日

人と人の絆で家は造り上げる。

家づくりはこれが本当に大切で

人の手の温もりを感じることのできる

魂が宿る家って本当にあるんですよね

何が違うかは

家を作るためにかかわるスタッフや職人さんが

どれだけ一生懸命家づくりに取り組むか?

職人さん同士の思いやりを持って仕事をするかという事です。

みなさんも知っている方もいらっしゃると思いますが

こんな事件?が起こりました。

三菱地所×鹿島の億ションで欠陥

http://news.mynavi.jp/news/2014/02/03/021/

皆さん驚かれると思います。

三菱地所高級マンションで天下の鹿島と関電工が起こした問題

大きく報道されました。

原因は、スリブの入れ忘れによる欠陥

スリブって何かわからない人も多いと思いますので

簡単に説明すると設備配管をコンクリートの壁や梁や床に通すために

コンクリート(砂やら石やらを水とセメントで固めたもの)を打つ前に

事前に鉄筋と鉄筋の間に入れるストローみたいな筒で(型枠の役目)で

これを事前に入れておいてコンクリートが固まったら

この筒を取って穴を利用する。

問題はこの穴の入れ忘れによる、コア開け作業による重要鉄筋切断による欠陥

(コアとは、コンクリートにドリルを使って穴をあける作業)

001-080.jpg

このコア開け作業というのは、ドリルという機械の先に穴を掘るための

カートリッチを取り付け回転させて穴をあける道具でコア開け作業一か所あたり

¥5000位から穴の大きさによって値段が上がってきますが

機会の進歩により簡単に鉄筋も切れるようになりました。

「鉄筋を切る??」

ここが今回の大きな問題で鉄筋を切ることで強度が下がるという事になります。

この建物は、震度5の地震が来て倒壊の恐れがあると言われていますので

重要部分鉄筋にバンバン穴をあけたのだと思います(恐)

これは、三菱地所は被害者であり鹿島の責任が大きいと思います。

各業者の責任のなすりあいが社内で起こっているのではないかと

想像できます。

昔と今の現場を比べると組織として分業が大きく変わってきて

その中でも企業同士のつながりが思いやりの仕事が

出来なくなってきていると推測できます。

建築現場って仮囲いで囲んであってあまり見えませんが、

いろいろと協力会社、下請けさん

そして、職人さんの関係が色々あって本当にチームワークが必要となります。

職人さん達の中でも色々あってもめごとが、

結構あって鉄筋屋さん型枠大工さん土工屋さんに鳶さんの

電気屋さん設備屋さんのチームワークが狂うと

もうぐちゃぐちゃになってしまいます。

嫌がらせの応酬でまともなマンションなんて建ちません

その関係を取り持つのが各担当者で特に若手

私も当時いろいろと苦労をしました。

鉄筋屋さんと型枠大工がの職人同士が仲が悪いと

昔から言われている組み合わせで

鳶と鉄筋屋さんとが仲が悪く、

そして、土工事屋さんと設備屋さん

他の現場監督達に最悪の組み合わせの現場だねなんて言われて

実際、現場で顔を合わせた時から

「やってやる」的なオーラが出ていました。

私も若かったからどうしたらよいか?

最初わからず見ていましたが、

本当にこいつらの陰険さにびっくりしました。

鉄筋を組むのに型枠大工に組みにくくワザとしていたり

型枠大工も梁の鉄筋を組みにくくしていたり

コンクリを打設時にわざとバイブレーターをセパやスリブにあてて

飛ばしたり

本当に「えっ」っていうほど子供じみた事をしていました。

このままでは現場が納まらなくなると思い

私はチームワークづくりを取り組みました。

若かったので各職の仕事を手伝いながら

間に入ってコミュニケーションを取ながら

みんなで協力して作る現場を目指していくと職人さんたちが

「岡田ちゃんの言う事だから仕方がない」と言ってくれ

チームワークが良くなりすごく良い工事になりました。

そのチームワークが出来るとそれぞれ助けあうようになり

忘れている所をそれぞれの職人さん同士で忠告してくれたりして

現場の職人さん達しかわからない所も指摘しあい

協力してやってくれました。

ちょうど、その頃ISOという規格の方法が出てきて

議事録とか書類とかを管理するのが仕事ではないかというくらい

書類に追われ現場に出る時間が減ってきました。

当時はパソコンもそんなに普及していないので大変

このころから現場管理が難しくなってきた時期と思います。

(書類を書くのと写真を撮るのに追われる。)

今回、施工図でスリブの位置が明記されていなかったと書いていますが

これをプロ達が気付かない筈がないので

l  元請けの図面のチェックをキチンとしていなかった。(ありえない)

l  現場工期がないためにコンクリート打設周期が

    短いのでスリブを入れる時間がなく設備屋さんはわかっていたが

    そのまま実行してコアで逃げようとした。(型枠大工の嫌がらせもあり)

l  高層階のRC造は配筋が密すぎて鉄筋要領通りに配筋が出来ないため監理検査をスルーするために計画的にこの方法を選んだ(恐)

l  設備業者の図面で単純にスリブ位置が抜けていたのを知らずに工事を進めた。

   (初歩すぎて考えられない)

とにかく分業が進み担当者が分かれているため一括管理が

出来なくなったのが原因管理担当者増えれば増えるほど

報連相が重要になってくるが

「自分の担当外だから知らないよ!」的な所も出てきているみたいで

物件が大きくなればなるほど恐ろしい気がします。

実はこれって氷山の一角で「パンドラの箱」に閉まっている物件も

山ほどあると思っています。

(ちゃんと出来ている建物もたくさんあると思いますよ・・・)

コンピューターが発達して便利になってきました。

机の上でする仕事も大切ですが

「一番大切なのは現場がどのように工事しているか?」

だと思っています。

建物は人が造るこれはいくらコンピューター進歩しても変わりません

そして、優れた構造計算や優れた工法を紙で書いても

主筋やあばら筋や帯筋のピッチが狭く

実際、作ろうとしたら絵のようにいかないこともたくさんあります。

imagesCAS6LRK0.jpg

これを解決するために現場をどんな形でも見る事が大切と思っています。

最後に建物造りは、コミュニケーションづくり

そして、チームワークづくりだと思います。

私は仲間を大切にしながら大切に造るお家造りを目指します。

ページ先頭へ
お問合せ・資料請求
ページトップへ