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「古い家はタイムカプセル」ひろしまの家
投稿日:2022年08月26日

古い家は、タイムカプセル

小さい頃から古い家の現場をみていると

その当時にしていた職人さんの作業姿が映像化されます。

棟飾りを付けた時の風景や職人さんの姿

小さい頃に行った地鎮祭

お祭り騒ぎ豪華でした。

クレーンがない時代

人力で作業するので大工さんがたくさん携わっていました

その空気感を今でも覚えています。

木の傷み方を見るとどのよう小屋の中で

空気が流れているかわかります。

これは、今も昔も変わっていません

それらの悪い部分を見て改善するように工夫をしています。

新築もリフォームも改善が必要な所が多々ありますが

改善することなく進めると一層劣化がすすむ可能性があります。

近年、気密化が進み空気の流れを殺すことが増えました。

基本的な事をおろそかにして作ると5年後10年後35年後

いろいろな所でトラブル発生します。

広島で菊間瓦

一般に瓦の焼成温度(瓦を焼く温度は)
 石州瓦 1200 ~ 1250
 三州瓦 1100 ~ 1150
 淡路瓦 1000 ~ 1050 
(瓦製造メーカーによって、焼成温度は違いますが、あくまでも一般的に・・・)
       
 
 
粘土の耐火温度が違い(粘土の質によって、耐えられる温度が違う。)
     
 
高温で焼けば焼くほど瓦自体がしまる。=水を吸い込む率が少なくなります。
        
 
何故、水を吸い込む率が問題になるかというと
 
 
冬、瓦に吸い込んだ水分が氷点下以下になると氷になり体積膨張を起こします。
 
 
この体積膨張により瓦が徐々に内部から破壊されていきます。
 
 
広島市内は、海が近くにあり山を越えて重い瓦を運ぶよりも
 
 
海を渡り瓦を運んだ方が安価ですみました。
 
 
広島市内で菊間瓦が多い理由です。
 
 
 
 
 
瓦の焼成温度の高い石州瓦、三州瓦を主に進めています。
 
 
ガルバニウムにするときは、鉄板の弱点を補いながら工事をしています。
 
 
基本的な事ですが家づくりにとって大切な事です。
 
 
 
 



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