一生の中で一度は体験したいと思っていた皇居勤労奉仕に
一般として長期休みを頂き参加させて戴きました。
皇居を清掃活動するという皇居勤労奉仕の事を
祖父から聞かされていましたが、
その意味や意義は理解出来ず、時が過ぎていました。
早稲田神社、宮司から勤労奉仕のお誘いを受け、
記憶の片隅に残っていた思いが蘇り参加させて頂きました。
勤労奉仕前日は、靖国神社正式参拝、遊就館の見学、
尊い命を捧げた方々の遺書を読み心打たれながら時の大切さを確認しました。
二月とは思えない暖かさ、天候に恵まれ、勤労奉仕初日を迎えました。
赤坂御用地からスタート、
コロナウイルスの影響もあり中止も予想される中、
軽い作業後、ご会釈が取り行われました。
張り詰めた空気の中、
間近でご拝見する天皇陛下のお顔は凛々しく、
落ち着きを放ち、安心感を得ることが出来ました。
団長とお話をされ、万歳三唱、
私の人生で一番心の底から気持ちを込めて万歳三唱を致しました。
二日目から、皇居内清掃、賢所を廻り、樹齢600年の盆栽廻りの雑草除去、
宮殿廻りの清掃、東御苑庭園、江戸城本丸跡の草むしりの工程を終え、
清々しい気持ちで5日間があっというまに過ぎました。
祖父が私に話してくれた様に、皇居勤労奉仕活動の大切さを、
後世に伝え継ぐ事が使命だと思いました。
御尽力を注いで準備下さいました役員の皆さま、大変感謝いたします。
ありがとうございました。