長い梅雨が続き
なかなか基礎の28日強度が上がりませんでしたが
無事に28日強度の目標数値に達しました。
住宅のスピード化が進み
コンクリートを打設してすぐ土台敷というのが当たり前になっています。
しかし、家の基礎に与える影響を考えると大変なダメージがあります。
いくら高強度のコンクリートを使っても、
柔らかい状態で振動や圧縮力をかけると衝撃疲労による初期欠陥が起こり
見えない亀裂が発生し、地震時に基礎の破断を誘発させる原因になります。
家は基礎から材料を積み上げて造られます。
基礎を軽視するととても危険です。
ビジネス化された住宅産業
「速かろう良かろう」の時代になり
時間と耐久性の関係を忘れ去られて来ています。
美味しいものに食べごろがあるように
家にも進め頃があります。
「時を待つ」
「メンテナンスの少ない丈夫で長持ちをする家」の秘訣です。