温品の家
断熱材が入り始めました。
下地から断熱入作業
下ごしらえがとても大切でとても
丁寧に仕事をしてもらっています。
現場もいつも綺麗に保ってもらいとても気持ち良い状態
3Kと言われていましたが、苦労はありますが
今はそんなことは、ありません。
しかし、現場がきれいなのは当たり前のようになっていますが
ここまでになる為には、大変苦労しました。
私が、広島に帰ってきた24年前
自分の父親と同じくらいの年の大工さんばかりでした。
棟梁として威張って仕事をしていた時代なので
若い年の私のいう事をなかなか聞いてくれませんでした。
社長のボンボン息子が帰ってきた的な感じで何か言おうものなら
ギャフンと言わしてやる的な血気盛んな職人さんが多く
小さい頃から知っている職人さん以外はなかなか
指示通りに動いてくれませんでした。
しかし、ゼネコン上がりなので100人程度の職人さんと仕事をしていたので
やくざのような職人さんもいましたが力を分ち合って職人さんをコントロールしていました。
我が城の主の棟梁は、自分の縄張りに色々言われるの嫌い、自分のやり方を貫きました。
しかし、私もこだわりを持った頑固者なので「ダメなものはダメ!」と言って
適正なおさまりでない場合、やり直しをしてもらいました。
うるさく言う代わりに、現場を片づけたり手伝ったり掃除をしたりして
現場環境を整えるように努めていました。
その当時の現場は汚かったので、とにかく現場を綺麗にしたかった
時が経ち、少しづつ変わっていき、その棟梁にも弟子が付き
昔ながらの棟梁の性格はどうにも直らないので諦め(笑)
綺麗な現場がこれからの形になる
自分が棟梁になったときとにかく現場を綺麗にすることを心がけたら
仕事が途切れることはない
悟ってきました。
彼らが棟梁になり、競い合いながら現場を綺麗にするようになり
私の関係してきた棟梁みんな
「現場がきれいなのは、当たり前まで」というまで成長してくれました。
「ゴミを拾う人は ゴミを捨てない」
これと同じで
「現場が綺麗だと 仕事も丁寧」
職人さんたちは私の誇りです。