ピックを買いに行くつもりが・・・
ギターのピックがすぐになくなるので、島田楽器にピックを買いに行きました。
どんなギターが置いてあるか見ていると白く輝くギターが・・・
息抜きスイッチとして弾くギター

ピックを買いに来ただけなのに荷物が大きくなりました(笑)
中古です。
いろいろな家を造っています。
自社物件もあれば設計事務所の家も建てています。
図面通りに造るのは当たり前ですが、とにかく自分が納得するまで
チェックしていきます。
特に人の命と財産を守る構造部分は、特にこだわってみています。
近年、パソコンで構造計算が容易に出来るようになりました。
私が32年前は、パソコンなんかない時代
専門学校で構造コースで手計算で構造計算をしていました。
ある建物の構造計算の答えが合わないと卒業できないという厳しい先生で
必死に計算合格して卒業することが出来ました。
今、木造住宅を造ることが多いですが
木造住宅の構造計算はとても大切です。
私が、26歳で広島に帰ってきた時、構造計算ソフト気軽に使えませんでした。
木を見て梁成を決める時代、特徴を見極めて木の大きさを決めていました。
中学高校で手伝いをしている時は、まだ手刻みで
その時棟梁にたくさん木の見方をおしえてもらいました。
そして、広島に帰って来た時はプレカットが支流になっていました。
そこでびっくりしたのが、梁成を決めるのが経験値と勘でした。
経験値と勘は、私は、今でも大切にしていますが
どの工務店もバラバラな考えで木組みをしているのに驚きました。
(残念ながら今でもです。)
私は、構造系出身の為、構造計算の知識があったため
梁成算定するため色々な条件を造ってリストを作りました。
(あの時は若かった。50になると老化して出来ないなぁ~(苦笑))
それらが基本となって家造りを今でもしています。
木組みと梁成算定はとても重要で、それらを甘く見ると耐久性に大きく関わってきます。
その中で私が重要にしている事は、許容たわみの絶対値です。
広島は、2階建ての住宅が多く、この設定数値が大きいと
天井クラックなどが発生しやすくなります。
私は、条件と経験とその数値を確認しながら木材質と梁成を決めています。
これは、他社にはなかなかまねが出来ない事だと思います。
パソコンが普及して便利になっても基本はとても大切です。
丈夫で長持ちする家も知恵と経験と根拠があってこそだと思います。
つくる責任をもって。全直投球で頑張っています。