8月4日あっという間に
オリンピックが終わろうとしています。
今回のオリンピック
世代交代の風が吹いた気がしました。
スケートボードパーク女子
銅メダルを取れる所、金メダルを狙い果敢に挑戦した
岡本選手の姿勢に感動しました。
メダルは惜しくも取れませんでしたが
私は、彼女に金メダルを見せてもらいました。
料理人が朝早く市場に行き、野菜や魚を自分の目で見て
納得の素材を仕入れ
厳選された材料で、少しでも美味しいものを食べてもらう
こだわりの目利きで、お客の舌をうならせる。
そんなシーンをよくプロジェクトXとかで観ることがあります。
料理の世界では、良くあるシーンですが、家づくりで観ることはないと思います。
「木を見て家を建てる」
これは、岡田工務店が受継いできた事柄の一つです。
昔は、木を材木屋さんから仕入れて刻み(加工)をしていました。
木は、一本一本 癖があり
その特性をしって刻み(加工)を行わないと
家が動き、傷みやすい家になります。
現在は、プレカットという形式でJAS規格で出荷をされた木を
機械で刻む(加工)するようになり
木を見て家を建てることが無くなりました。
残念ながら、ハウスメーカーや工務店は、
ほぼプレカット会社の仕入れた木をノーチェックで加工しています。
集成材であれば、仕方ないかもしれませんが、米松杉乾燥材は良否があります。
スーパーでキャベツやキュウリやダイコンなどを野菜を買う時
自然と野菜を選んでいると魚やお肉も同じだと思います。
少しでも長持ちする物、少しでも美味しく食べられる物
そんな気持ちで選んでいると思います。
私は、外食や好きで
美味しい料理があればシェフや大将にこだわりを聞いて楽しんでいます。
そのこだわりを聞くたびに家づくりと同じだなぁ~と思います。
魚料理であれば、魚を厳選
野菜料理であれば、野菜を厳選
肉料理であれば、肉を厳選
産地だから美味しいといういい訳ではなく
その中で、寄り分けていいものを選んで使っています。
こだわり料理の基本と思います。
木造住宅であれば、木を厳選
フェラーリよりも高い家なのに
そんな無責任な仕事をしているのか、不思議でたまりません。
高級料理屋さんで3万円コースと言えば目が飛び出ますが
なんで、家って安く見られがちなんでしょうね。
オーナーシェフの造る家
先代からずっと、続けている木の選別
材木屋さんと長い付き合いだから出来るワガママです・・・(笑)
ただ、綺麗そうな木を見るのはだれでもできます。
木の性質を知らないと見極められません
これは、父から受継いできた知恵と知識
私の財産です。(笑)
今回、建てる家に使う材料を一本一本厳選してきました。
些細な物でも少しでも良いものを厳選して、少しでも美味しいものを提供したい
オーナーシェフの造る家
リフォーム 新築問わず労を惜しみません