我が家の防災計画
日本の水災害の歴史から学ぶ
梅雨がなかなか終わってくれませんね。
各地で災害が起き、雨災害の怖さを思い知らされます。
昔は、気象衛星ひまわりといえば予測確率が低かったような記憶がありますが
ひまわりが年々高くなってきています。
しかし、あまりの気象予想精度が高くなっても大規模災害による死者数が減っていないのが現状です。
日本の大規模災害原因を調べてみました。
戦後から調べましたが、戦後すく大きな台風が着てたくさんの被害が出ました。
戦後の為、防災という事が出来ずたくさんの命が奪われました。
その災害要因は梅雨前線と台風
戦後で家もバラックという状況と護岸整備も不十分
戦中森林の乱伐採のため土砂崩れも多く発生しています。
昭和30年までの間はどこかの県で災害が発生し1000人以上の命が失われました。
発電と治水としてとしての役割として
1951年ごろからダム建築が盛んにおこなわれ始めました。
毎年と言っていいほど各所でダムか完工となりそこしづつ整備されてきましたが
昭和34年の伊勢湾台風の甚大な被害で国も大きく移行しました。
その2年後の昭和36年1月に「災害対策基本法」が公布され
災害対策を総合的かつ計画的に進めることとし
防災計画の作成、災害予防、災害発生時の対策や救援、復旧などの基本がまとめられました。
残念ながらその年にも大きな災害がありたくさんの命が奪われました。
そして、治水のための放水路整備などが出来て
少しずつ大雨により災害に対して対応できるようになりました。
昭和高度成長が訪れ建築ラッシュと共に増勢が行われ乱開発が進みました。
土地がない広島でも各所で団地開発が行われ過去の歴史や地名を消していきました。
昭和42年には呉市において大規模災害が発生
(昭和46年球磨川の氾濫)
それ以後も周期を置いて梅雨前線による大雨土砂災害が発生しています。
全国的に調査した結果、九州、四国、山口、千葉、埼玉、茨木、中部、岐阜、北海道
細かく調査していけばもっとポイントが出ると思いますが
災害が発生する場所は基本決まっています。
その場所の歴史を知ることで対処できると思うのですがなかなか難しいみたいです。
高度成長期の乱開発から40年以上が過ぎました。
コンクリート擁壁、間知石も劣化してきています。
今まで見たことがない泥や土が流れていたら注意が必要です。
点検をする必要がある団地も見受けられます。
山手に住む方は裏山の状況確認
川そばに住む方は、満潮時刻の確認と水位の確認
避難経路と避難施設の確認も必要と思っています。
ひまわりの進歩と共に情報が多く得られるようになったにもかかわらず
災害でなくなる方が減っていません。
大規模災害クラスの大雨の回数も年々増えています。
どうこう言っても自己判断になりますのでしっかり備える必要があります。
特に過去のデーター的に7月8月9月10月まで大規模災害が起こるデーターが出ています。
日本はやはり台風による災害が多いです。
地震も怖いですが、台風に強い家は、地震にも災害に強い家につながります。
防災を考えた家づくりとても大切です。
「雨風しのいで強い家」家づくりの基本です。
クレーム、メンテナンスを振り返る
これまでハウスメーカーの下請けなどでたくさん家を建ててきました。
その中でたくさんのクレームがありました。
クロスの割れジョイントがクレーム一番多く家が古く見える要因
このクロスのひび割れが出にくくなる方法を長年考えてきました。
温度収縮によるクロスのジョイントの隙は湿気があるので対応しにくいのですが
それ以外のクロスジョイントは改善してきました。
まず、クロスのひび割れの出る要因の一つは木の動きによるクラックがあります。
無垢の柱であれば乾燥収縮で柱に背割りがあれば背割りの開からクロスが動く
芯持ち柱の場合、柱のねじれから下地が動いて割れることが多くあります。
昔と違いプラスターボードが厚くなったのとビス止めに変わりひび割れが減りました。
集成柱は柱がひねらないので壁が動きにくくなりクロスのダメージが減りました。
窓廻りは、窓廻りにジョイントを持ってこない張り方をすることで改善しました。
手間はかかりますがこれは大変効果的です。
プラスターボードの継ぎがすくなければ少ないほどクロスのヒビは入りにくくなります。
壁のクロスは改善されてきましたが、天井のクロスはなかなか改善されていません
他の住宅会社で工事をしている大工さんから
天井ボードを注意して貼っているのに
クロスに割れが入ると相談を受ける事がありますが
これは、大工さん施工の責任ではなく構造の問題から発生していることが大半です。
広島は、土地が狭いため2階建ての建物が多く当たり前的なくらい
クロスの歴史って無茶苦茶古くなく
壁はプリント合板や天井は天井化粧ボードなどを張っていたため
そこまでクラックは気にしていませんでしたが
内装がクロスに変わりクレームが増えました。
そのため今でもこのクレームに苦労している住宅は多くあります。
弊社も温度収縮によるジョイント割れはゼロではありませんが少ないと思います。
そのテクニックは、ここでは書けませんが、家の構造とバランスが関わっています。
これは、クロス以外にも長持ちささるテクニックとして
とても大切な事なので、意識をもって施工するようにしています。
そして、クロス職人の技量によっても耐久性は変わってきます。
クロスを貼る事は職人として出来るのですが職人が
意識を持ってカッターを入れるかによって変わってきます。
上手な職人と普通の職人を見分けるポイントがあるのですが
これを書くと職人さんに怒られるので書きませんが
どの業種でもテクニックが色々ありその技術で成り立っています。
そのテクニックや癖を見抜き良い所を引き出しながら建物を作り上げていく
これが、長持ちする家を造る秘訣です。
チーム岡田は、職人一人ひとりがテクニックを屈指して作っています。
まあ、あれこれめんどくさい社長が目を光らせているもんで
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